開催日時
2025年10月20日(月)/17:00 ~19:00
会 場

Zoom Meetings

参加者数
46名(最大同時接続38名)

趣旨説明 建築設備研究会主査:静岡理工科大学 鍋島佑基

講演1 : 静岡理工科大学の防災センターの仕事 | 「防災センターの仕事」 大田氏

講演2 : 中部大学の建築系の仕事 | 「学校法人中部大学の建築系技術者の仕事」高橋氏

講演3 : 大同大学の建築系の仕事|「学校建築の仕事 ー 高校・大学・病院」 倉橋 氏

司会:中部大学 横江 彩

昨年に引き続き、学生向けオンライン連続企画の一環として、建築環境・設備の知識を活かす職種や業界について3名の講師から御講演いただきました。参加者は学部1年生から大学院修士課程の学生を中心に、46名の参加申し込みをいただきました。
今回は、静岡理工科大学,中部大学,大同大学の各大学内での建築の仕事として,施設管理の業務,設備や建築の保全,改築や修繕計画など多岐にわたる仕事内容をご説明いただきました.講演1では大学内の営繕業務業務内容だけでなく,業務を通じて取得した資格などの情報をご発表頂きました.講演2では、大学の管財部施設課の仕事として,保守・修繕などの業務内容について詳しくご説明いただきました.特に学内外の関係者との調整力や,教育現場ならではの制約や柔軟な対応が求められる点が,他の建築設備の仕事と大きく異なる点であることが分かりました.講演3では、特に講義室の改修や外壁の再塗装など,補修事業や更新事業の現場写真を交えて学内での業務をご紹介いただきました.古くなった講義室がどのような計画で更新されていくか,身近なようで知らない現場を拝見でき大変参考になりました.

質疑応答では,主たる利用者である学生に気を付けてほしいことがあるか?と言う質問に対して,普通に使ってくれれば特に気にしなくてよいと答えていただきましたが,一方で乱暴に使った結果壁などを損壊させた事例もあるようでした.快適な学習環境の保全に日々尽力されている方がいる事を意識して講義室はキレイに使うように記録者自身も意識を一層引き締めたいと思います.
(記録:鍋島)