第36回 技術振興賞
愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)の光・風・水・熱源の最適運用によるZEB化
受賞者
- 計画・施工
- ㈱竹中工務店
- 空調・施工
- 新日本空調㈱
- 自動制御計画・施工
- アズビル㈱
- ソフト開発
- ㈱三晃空調
- 空調検証
- 田中 英紀
- プログラム開発
- 大岡 龍三
- プログラム開発
- 池田 伸太郎
施設等の概要
- 所在地
- 愛知県常滑市
- 延床面積
- 89,693㎡
- 用途他
- 展示場施設
受賞の概要
展示場の広大な屋根面に設置されたソーラーパネルは、余剰電力の売電抑制対策としてヒートポンプチラーの運転により水蓄熱槽に蓄熱することでピーク負荷時に利用。
屋根面のハイサイドライトにより自然採光を積極的に利用。センサによりLED照明器具を調光制御し照明による消費電力量を低減。
開閉可能なハイサイドライトは自然換気にも利用。展示ホールは春期と秋期では外気冷房により熱負荷の8〜9割程度を削減できることを実証。
PMV制御により冷房時および暖房時の快適性が向上することを実測により検証
イベントの種類、ホールの利用率により熱負荷パターンが変化するため、熱源機器の最適運用支援を目的として、熱源機器の最適運転を予測するAIを用いたプログラムを開発・導入。
これらを含む計画、実績によりZEB Ready(計画)、Nearly ZEB(実績)を達成。
CASBEE Sランクを取得。